坂を登る

先日休みの日に、ひとりバスに揺られ神戸に出かけました。

久しぶりに娘の絵の個展があり、バスと電車を乗り継ぎ、坂を登りまた登りのプチ旅行。神戸市垂水区塩屋町のそのギャラリーは、私にとっては、一つ山を上がる程の高いところにありました。でも、坂を登り、角を曲がりと、なんだか楽しくて仕方がなかったです。なかなか娘に会えない私にとっては、絵であっても愛しいものだからです。

ギャラリーに着くと、店主と娘の作品と同時開催の廣瀬泰樹氏の作品が、私を出迎えてくれました。店主の方は、以前は京都でギャラリーをしていたそうですが、こちらの方が皆さまゆっくり回覧してくれるとおっしゃっていました。本当に人にはその人それぞれの生き方がありますね。静かな環境で豊かに暮らす場所や方法はその人自身が決めるもの。とても若く美しい店主は、とても落ち着いていて気品に満ちていました。彼女にとっては、きっといい場所なんですね。

会期中、どれくらいの方が娘の絵に会いに来てくださるものなのかわかりませんが、繋がる人と繋がるんだろうなぁと思っています。

とにかく私は、満喫して帰ってきました。帰りに塩屋町の駅の商店街で鰯のフライやがんもどき、魚屋さんでお魚も買い、家路に。瀬戸内海や太平洋も望み、絵や陶芸を観、晩ご飯のおかずも買えたプチ旅行。大満足で幸せでした!

絵を見て、いろいろ想像もできましたし、エネルギーも蓄えた私は、また明日から頑張って参りますね。皆様2月もどうぞ宜しくお願い致します。